11月7・8日の2日間で開催している令和6年度有情祭(学校祭)の2日目・最終日が終わりました。
1日目となる昨日は、普段の授業やジョブトレーニングと異なる、学校祭ならではの学生の姿を随所でみることができ、新たなスタートを感じさせる場面が多くありました。
2日目・最終日となる今日も、専門課程による催し物や多くのキッチンカーなどの出店がありました。
昨日に続き、多くの行列ができていた中、商品提供や列整理に協力してくれた有志の学生の力により、大きな混乱もなく、多くの笑顔を提供することができました。
一部のキッチンカーでは、新しく仕事を任されて、焼きそばのパック詰めやレジ打ち、みかんの袋詰め、呼び込みなど各店舗で頑張っている姿を見ることができました。
2日目となる今日は、専門課程の学生によるステージ発表もありました。
歌やダンス、ドラム演奏など各学生の活躍の一部を垣間見ることができました。
すべての催事が終わった後、今年度も「しばいぬ海賊団」によるインプロのステージを楽しみました。
インプロとは、インプロビゼーションの略称であり、即興演劇と和訳できます。
普段の授業では、学生が少人数でインプロを経験していますが、今日は実際に、台本のない演劇を初めてみる機会を得ました。
インプロショーでは冒頭に、専門課程の教員が混ざってパフォーマンスをしていました。
ステージ上でお題とは異なるパフォーマンスもありましたが、それもひとつの「台本のない演劇」として、
ストーリーを一緒に結んでいく面白さ、次にどんな場面が出てくるかの興味と不安を同時に感じながらも、相手のことを思いやる持ち前のやさしさと素直さでその瞬間をともに作り上げていきました。
その後、学生がステージに上がり、パフォーマンスをしたり、シチュエーションなどを指定したりなど、
時に自分がパフォーマンスに関わりながら、時に観客として楽しむ時間を過ごすことができました。
昨年度、初めての学校祭を作りあげた学生たちと、初めて学校祭に参加した学生たちによるの学校祭でした。
昨年度できなかったことをやってみたい、できるようになったらやってみたいと思ったことを形にすることの大変さや難しさを学校祭実行委員は感じながら放課後に集まって相談をしたり、
各クラスでは、どうしたら喜んでもらえるのか、そのためにはどう作り上げていくかを授業や昼休み、放課後に集まって考えている光景も見られました。
この学校祭を通じ、提供する側の楽しさや難しさ・やりがい、準備をしていくこと、後片付けをして、
次につなげるためにはどうしたらいいのか、どうしたいのかを話し合う姿も見れました。
来年度の学校祭に向けて、あるいは今後の活動に向けて自分たちがいまできることはなにか、
そんなことを感じて、明日からの学校生活で実践して欲しいです。
12月には、高等課程の生徒を対象とした「名情専クリエイターズワークショップ」もあります。
次に向けて、日々の取り組みを加速してまいります。
自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力を身につける
名古屋情報専門学校では、授業や放課後の取り組みや、
地域・企業の方と一緒に、実践・体感を通じて
社会にでて活躍できるような学生を育てていきます。